「マリオットボンヴォイアメックスに興味があるけど、発行するか悩んでいる」
「マリオットボンヴォイアメックスの特典をもっと知りたい」
そんな方に向けてこの記事を書いています。
しろくま下記の1つでも該当する方にはおすすめです。
- 旅行が好きで、リッツカールトンやシェラトンなどで優雅に過ごしたい方
- 航空会社のマイルをたくさん貯めたい方
- 年間150万円以上のカード決済が見込める方
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プレミアムカードと一般カードの基本情報を比較
マリオットアメックスは、プレミアムカードと一般カードの２種類が存在します。
それぞれのカードの基本情報を確認していきましょう。
 プレミアムカード |  一般カード | |
|---|---|---|
| 年会費 | 49,500円（税込） | 23,100円（税込） |
| 家族カード | 1枚目：無料 2枚目以降：24,750円（税込） | 1枚目：無料 ２枚目以降：11,500円（税込） |
| ポイント還元率 | 3.0％ | 2.0％ |
| マイル還元率 | 1.25％（60,000Pで交換の場合） | 0.83％（60,000Pで交換の場合） |
| 空港ラウンジ | あり | あり |
| マリオットステータス | ゴールドエリート ※年間400万円利用で、プラチナエリート | シルバーエリート ※年間100万円利用で、ゴールドエリート |
| カード継続特典 | 無料宿泊特典（50,000Pまで） | 無料宿泊特典（35,000Pまで） |
| 宿泊実績付与 | 15泊 | 5泊 |
| 海外旅行保険 | 最大1億円 | 最大3,000万円 |
| スマホ補償 | 最大3万円 | なし |
プレミアムカードの方が、一般カードと比べて高額なこともあり、特典は充実しています。
プレミアムカードの方がおすすめ
一般カードとプレミアムカードでは、年会費に大きな差がありますが、以下の理由からプレミアムカードの方がお得だと考えています。
理由①：無料宿泊特典の差
一般カードとプレミアムカードの無料宿泊特典では、宿泊できるホテルの範囲が異なります。
一般カード：35,000ポイントまで
プレミアムカード：50,000ポイントまで
※上記に加えて、自分が保有するポイントを15,000ポイントまで追加することができ、一般カード：最大50,000ポイントまで、プレミアムカード：最大65,000ポイントまでのホテルに宿泊可能となります。
一般カードの場合
35,000ポイントで宿泊できるホテルだと、「アロフト大阪堂島」や「モクシー東京錦糸町」などがあります。
20,000円以下で泊まれるホテルも多く、年会費23,100円（税込）の年会費の元を取ることができません。
プレミアムカードの場合
50,000ポイントで宿泊できるホテルだと、「ウェスティン都ホテル京都」や「W大阪」などがあります。
平日の予約であっても１泊60,000円近い場合が多いので、年会費49,500円（税込）の元を取ることができます。
理由②：入会特典で獲得できるポイントの差
一般カードとプレミアムカードの入会特典では、獲得できるポイント数が異なります。
一般カード：最大19,000ポイント
- 入会後3ヶ月以内*に30万円以上のカード利用：10,000ポイント
- 紹介経由特典：3,000ポイント
- 通常利用分：6,000ポイント
プレミアムカード：最大45,000ポイント
- 入会後3ヶ月以内*に30万円以上のカード利用：30,000ポイント
- 紹介経由特典：6,000ポイント
- 通常利用分：9,000ポイント
※入会後3ヶ月以内：カード発行日から3ヶ月後までです。
一般カードの場合
19,000ポイントで宿泊できるホテルだと、「フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波」「フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道長沼マオイの丘」などがあります。
19,000ポイント以下で宿泊できるホテルは、フェアフィールドやモクシーなどのホテルブランドしかなく、平日であれば13,000円程で宿泊することができます。
入会特典で、初年度年会費23,100円（税込）の元を取ることは難しいです。
プレミアムカードの場合
45,000ポイントで宿泊できるホテルだと、「大阪マリオット都ホテル」や「ACホテル」などがあります。
45,000ポイントで宿泊できるホテルになると、平日の予約であっても50,000円以上の場合が多いので、初年度年会費49,500円（税込）の元を取ることは簡単です。
理由③：会員ステータスの差
一般カードとプレミアムカードの会員ステータスは、以下の通りです。
一般カード：シルバーエリート（年間100万円の利用でゴールドエリート）
プレミアムカード：ゴールドエリート（年間400万円の利用でプラチナエリート）
マリオットボンヴォイ加盟ホテルに宿泊する場合には、ステータスの種類によって受けられる特典が異なります。
一般カードの場合
シルバーエリートで受けられる主な特典としては、「10％のボーナスポイント」と「優先レイトチェックアウト」があります。
通常会員の場合は、マリオットボンヴォイ加盟ホテルに宿泊すると、宿泊料金１USドルにつき「10ポイント」を獲得することができます。
しかし、シルバーエリート会員は、10％のボーナスポイントが付与されるため、１USドルにつき「11ポイント」を獲得することができます。
また、優先レイトチェックアウトに関しては、明確な時間の記載がないため、おそらく＋１時間程度のレイトチェックアウトが可能と思われます。
通常会員とシルバーエリート会員では、正直あまり差はないかなという印象です。
プレミアムカードの場合
ゴールドエリートで受けられる主な特典としては、「無料客室アップグレード」や「14時までのレイトチェックアウト」、「25％のボーナスポイント」があります。
スイートルームへのアップグレードはできませんが、コーナールームや高層階にアップグレードしてもらうことができます。
W大阪：コーナールームへのアップグレード
レイトチェックアウトに関しては、シルバーエリートと異なり、ゴールドエリートでは14時までチェックアウトを延ばすことができます。
お部屋の空き状況にもよりますが、平日であれば大体のホテルでレイトチェックアウトができました。
また、ボーナスポイントについては、シルバーエリートの10％よりも多い25％のポイントをもらうことができます。
↓ゴールドエリート特典の詳細については、以下の記事を見てみてください。
もしも、プラチナエリートとなったら・・・
プラチナエリートで受けられる主な特典としては、「無料客室アップグレード（スイートルームを含む）」や「16時までのレイトチェックアウト」、「２名分の朝食無料」、「クラブラウンジアクセス」があります。
ゴールドエリートではスイートルームへのアップグレードはできませんが、プラチナエリートなら可能です。
ウェスティン都ホテル京都：ジュニアスイートへのアップグレード
レイトチェックアウトは、１６時まで可能となるため、観光したのちにホテルでシャワーを浴びてから帰宅するといったこともできます。
また、高級ホテルの朝食は、１食3,000〜5,000円くらいかかりますが、２名分まで無料でいただくことができます。
ACホテル東京銀座：朝食無料
東京マリオットホテル：朝食無料
さらに、クラブラウンジへのアクセスが可能（一部ホテルは除く）となるので、夕食をラウンジでいただきながら、シャンパンやカクテルを飲むことも可能となります。
ウェスティンホテル横浜：クラブラウンジ
ザ・プリンス京都宝ヶ池、オートグラフコレクション：クラブラウンジ
↓手っ取り早くプラチナエリートなる方法については、以下の記事を見てみてください。
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マリオットアメックス（プレミアム）の基本情報
一般カードとプレミアムカードの違いが分かったところで、プレミアムカードの基本情報を再度確認していきたいと思います。
年会費：49,500円
年会費49,500円と聞くと、クレジットカードの年会費としてはかなり高額だなと感じます。
しかし、マリオットアメックスプレミアムを更新するごとに、50,000ポイント分の無料宿泊特典を獲得（年間150万円利用の場合）できることを考えると、年会費の元を取ることは簡単です。
年間150万円カード利用がある場合
仮に、年間150万円を利用し、無料宿泊特典と150万円利用分のポイントとして、45,000ポイントが毎年手に入るとします。
50,000ポイント分の無料宿泊特典で「ザ リッツ カールトン大阪」、45,000ポイントで「JWマリオットホテル奈良」にポイント宿泊すると、２泊で11万円分の価値があります。
ザ リッツ カールトン大阪：平日の予約プラン
JWマリオットホテル奈良：平日の予約プラン
あなたがどう感じるか次第ではありますが、私は11万円分のホテル宿泊費を年会費49,500円（税込）で購入したと考えるとお得だと感じました！
年間400万円カード利用がある場合
仮に、年間400万円を利用し、無料宿泊特典と400万円利用分のポイントとして、120,000ポイントを獲得し、プラチナエリート会員になったとします。
50,000ポイント分の無料宿泊特典＋15,000ポイント追加で「HOTEL THE MITSUI KYOTO」、95,000ポイントで「ザ リッツ カールトン京都」にポイント宿泊すると、20万円の価値があります。
もしも、スイートルームにアップグレードされると、通常のお部屋より10万円以上高い場合も多いので、年会費49,500円（税込）で30万円分のホテル宿泊費に化けることも十分ありえます。
しろくまポイント還元率：3.0％
通常の買い物では、100円につき3ポイントを獲得できます。
マリオットボンヴォイ加盟ホテルの宿泊の際にポイントを使うと、1ポイント＝１円で利用できるため、還元率3.0％となります。
年会費無料のクレジットカードだと、還元率0.5〜1％の場合が多いことを踏まえると、マリオットアメックスプレミアムがどれくらい高還元率か分かりますね。
マイル還元率：1.25%
通常の買い物で貯めたポイントは、マイルに交換することができます。
多くの航空会社では、60,000ポイント＝25,000マイルに交換することができるため、マイル還元率は1.25％となります。
ANAカードやJALカードは、マイル還元率1.0％ですので、航空会社のクレジットカードでマイルを貯めるよりも、マリオットアメックスプレミアムをメインカードにしてマイルを貯めた方がお得ですね。
マリオットアメックス（プレミアム）のメリット
メリット①：無料宿泊特典をもらえる
メズム東京：Chapter2
先ほどもお話しに上がりましたが、年間150万円を利用することによって、50,000ポイントの無料宿泊特典を獲得できます。
無料宿泊特典だけで、年会費の元を取ることが十分に可能な強力な特典の1つです。
メリット②：ゴールドエリート会員になれる
ゴールドエリート会員になることで、「無料客室アップグレード」や「14時までのレイトチェックアウト」、「25％のボーナスポイント」などの特典を受けられるます。
通常だとホテルに25泊しなければゴールドエリート会員になることができないので、マリオットアメックスを発行するだけでゴールドエリート会員になれるのはありがたいですね。
メリット③：40社以上の航空会社のマイルに交換できる
マリオットポイントは、40社以上の航空会社のマイルに交換ができるため、普段はANAを利用しているけど、ANA路線がないのでJALを利用したという場合には、とてもありがたいですね。
マイル還元率も1.25%（60,000ポイントで交換した場合）であり、ANAやJALカードよりも還元率が高いので、マイルを貯めたいのであれば、マリオットアメックスがオススメです。
| アライアンス | 航空会社 | 交換レート |
|---|---|---|
| スターアライアンス | ANA | 3:1 |
| シンガポール航空 | ||
| タイ国際航空 | ||
| ルフトハンザ・ドイツ航空 | ||
| エアカナダ | ||
| エアチャイナ | ||
| 南アフリカ航空 | ||
| ターキッシュエアラインズ | ||
| コパ航空 | ||
| アシアナ航空 | ||
| エーゲ航空 | ||
| TPポルトガル航空 | ||
| アビアンカ航空 | ||
| ユナイテッド航空 | 3:1.1 | |
| ニュージーランド航空 | 200:1 | |
| ワンワールド | JAL | 3:1 |
| キャセイパシフィック航空 | ||
| ブリティッシュエアウェイズ | ||
| カタール航空 | ||
| アメリカン航空 | ||
| カンタス航空 | ||
| イベリア航空 | ||
| LATAM航空 | ||
| スカイチーム | デルタ航空 | 3:1 |
| エールフランス航空 | ||
| 大韓航空 | ||
| 中国東方航空 | ||
| サウジアラビア航空 | ||
| アリタリア航空 | ||
| アエロメヒコ航空 | ||
| アエロフロート航空 | ||
| 非加盟 | エティハド航空 | 3:1 |
| エミレーツ航空 | ||
| ハワイアン航空 | ||
| 中国南方航空 | ||
| アラスカ航空 | ||
| ヴァージンオーストラリア航空 | ||
| サウスウェスト航空 | ||
| ジェットスター航空 | ||
| ヴァージンアトランティック航空 | ||
| フロンティア航空 | ||
| 海南航空 | ||
| ジェットブルー航空 | 6:1 |
メリット④：空港ラウンジを無料で利用できる
マリオットアメックスを所有していることで、国内２８箇所・海外１箇所の空港ラウンジを無料で使うことができます。
空港は人が多く慌ただしいですが、空港ラウンジを利用することで、フライトまでの時間をゆったりと過ごすことができます。
メリット⑤：宿泊実績15泊分が付与される
マリオットボンヴォイ加盟ホテルに50泊以上するとプラチナエリート会員に、75泊以上するとチタンエリート会員になることができます。
マリオットアメックスプレミアムの特典である15泊の宿泊実績により、35泊でプラチナエリート会員に、60泊でチタンエリート会員になることができます。
マリオットボンヴォイ加盟ホテルは安くても1泊10,000円ほどなので、上級ステータスを目指す方にとっては、15泊分で15万円分の価値がある特典ですね。
ツキノワグマメリット⑥：保険やプロテクションが充実している
マリオットアメックスには、旅行代金をカードで決済した場合に適応される傷害保険があります。
| 項目 | 一般カード | プレミアムカード | |
|---|---|---|---|
| 海外 | 死亡・後遺障害 | 3,000万円 | 1億円 |
| 傷害治療費用 | 100万円 | 300万円 | |
| 疾病治療費用 | 100万円 | 300万円 | |
| 賠償責任 | 3,000万円 | 4,000万円 | |
| 携行品損害 | 30万円 | 50万円 | |
| 救援者費用 | 200万円 | 400万円 | |
| 国内 | 死亡・後遺障害 | 2,000万円 | 5,000万円 |
| 入院日額 | ー | ー | |
| 手術費用 | ー | ー | |
| 退院日額 | ー | ー | |
また、マリオットアメックスに付帯しているプロテクションは以下の通りです。
| 項目 | 一般カード | プレミアムカード |
|---|---|---|
| ショッピング・プロテクション | 300万円 | 最高500万円 |
| オンライン・プロテクション | ○ | ○ |
| キャンセル・プロテクション | なし | 最高10万円 |
| リターン・プロテクション | なし | 最高3万円 |
| スマートフォン・プロテクション | なし | 最高3万円 |
メリット⑦：100USドルのプロパティクレジット
プロパティクレジットとは、ホテル内で利用できるポイントのようなもので、宿泊時にホテル内のレストランなどを楽しむ際に利用できます。
プロパティクレジットを利用するためには、国内外のザ・リッツ・カールトンまたはセントレジスでの２連泊以上の宿泊を、ウェブサイトまたはカスタマーセンターから「100USドルのプロパティクレジット」付きプランで予約する必要があります。
この予約の際には、ポイントでの宿泊はできませんので、なかなか利用する機会は少ないかなと思います。
マリオットアメックス（プレミアム）のデメリット
マリオットアメックスは、メリットが大きいですが、デメリットもありますので紹介していきます。
デメリット①：年会費が高い
マリオットアメックスの年会費は、一般カードで23,100円（税込）、プレミアムカードで49,500円（税込）と決して安くはありません。
無料宿泊特典を利用すれば、年会費の元を取ることも難しくはありませんが、毎年49,500円以上は旅行費用としてかかると考えると、カプセルホテルの１泊3,000円で特に不満もなく、ホテル代よりも観光地で豪遊するのにお金を使いたいといった方には、あまり向かないカードかもしれません。
デメリット②：AMEXブランドのため、使えない場合がある
国際ブランドの世界シェアはVISAとMastercardが8割以上を占めており、比較するとAMEXの使える場所が少ないです。
しかし、日本でAMEXを利用する場合には、不便を感じることはほとんどありません。
私は６年以上にわたり、AMEXブランドのクレジットカードしか使っていませんが、決済できなかったことは一度もありません。
ただし、海外だとVISAとMastercardしか使えない場合もあるので、海外旅行に行く際には、サブカードとして他のブランドのカードも持っておいた方が良いと思います。
マリオットアメックスのお得な発行方法
マリオットアメックスを発行する方法は、主に以下の3つがあります。
公式サイトから申し込む
ポイントサイトから申し込む
紹介キャンペーンで申し込む
結論から言うと、「紹介キャンペーンで申し込む」方法が一番多くポイントを獲得することができます。
公式サイトから申し込むと、最大で39,000ポイントのところ、紹介キャンペーンで申し込むと、最大で45,000ポイント獲得することができます。
公式サイトも紹介キャンペーンもポイントの獲得条件は同じで、紹介を受けるかどうかで6,000ポイントも差が出てしまい損をしてしまいます。
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紹介キャンペーンのよくある質問
まとめ
マリオットカードには、一般カードとプレミアムカードがあり、断然プレミアムカードの方がおすすめです。
プレミアムカードを発行するかどうかは、その方の生活スタイルにもよりますが、年間150万円以上カードを利用するようであれば、発行した方が良いかと思います。
紹介キャンペーンを利用することで最大45,000ポイント獲得することができ、初年度から高級ホテルに宿泊することができるので、次年度以降に年間150万円以上利用できなくても、1年だけ利用してみるのも選択肢としてはありだと思います。
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